バリのバティック織物はバリ人の芸術的才能を再認識させられる。宗教的神話や日常生活などから取り入れた美しいデザインは世界中の人々を魅了している。もともとはジャワからのワヤンや他の神話的モチーフを、近代的なバティックアーティストたちは彼らの絵画と共に様々な発展を遂げてきた。モダンバティックアーティストたちは、鳥や魚、日常生活品など様々なモチーフを使ったり、火葬(ナベン)
の様な日常行事や観光客たちの様子などを表現したりしている。
イカットとダブルイカットにある2つの驚くべき技術は、バリ人ならではのものだ。1枚のイカット地は2本の糸のうちの1本にインクが「結び」つけられる(イカットという意味)ように織られている。ダブルイカットは両方の糸にインクが入るように織られる。このインクはまわりに流れ、生地の出来上がりに高貴で微妙な模様を作り出す。
テンガナンの村は上質のダブルイカットの技術で有名な村だ。上等なダブルイカットを織り上げるのに通常何ヶ月もかかり、普通は先祖代々の家宝とされる。黒と白、チェックの模様のダブルイカットは悪霊から身を守とされる事から、寺院の門やバロンの面などにはこのパターンがよく用いられる。
イカットのスカートやバティック製のサロンなどは数ドルで買うことができる。地元の衣料品店にはおどろく程の数のデザインが揃っている。
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